「昨日、名古屋わず」
名古屋・・・わず?それって名古屋弁??
なんてことを言うと白い目で見られますよー。
Twitterでは普通に使われている「わず」の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
わずの意味は?
わずは「~していた」「~に行ってきた」の意味です。
今までしていたことを伝えるときに使用するもので、過去のできごとを表現するネットスラング(ネット上で使用される俗語)です。
上記の名古屋わずは「名古屋に行ってきた」という意味になります。
同義語には「だん」がありますが、こちらの使用頻度は低いようでSNSでは圧倒的に「わず」が使われることが多いです。
Twitterから生まれたことばですが、他に現在や未来を表すことばもあります。
「今~してる」という現在を表すことばとして「~なう」が使われています。
「~する予定」という未来を表すことばには「~うぃる」があります。
ちなみに英文法的には「was」はbe動詞、「now」は副詞なのでいっしょにはできませんが、日本では違和感なく浸透しているようです。
わずの語源は?
わずの語源は英語「Was」から来ています。
Wasは過去を示す言葉で使われ、同義語だんも「Done」という過去を表す英語です。
Twitterで先に流行っていた「なう」が平仮名で使われていたために、「わず」やともに派生した「うぃる」も同じように平仮名で使われています。
Twitterは日本語では140文字という制限があり、少ない文字で過去・現在・未来を表す必要があるために、このようなことばが生まれたと推測されます。
このようなTwitter発祥のことばはTwitter用語と呼ばれ、若者の間で急激に広がり、今ではさまざまなSNSで使われています