「社内ニートで毎日つらい」
会社にいるのにニートってどういうこと??
最近ツイッターなどで目にする機会が増え、メディアでも取り上げられるようになった「社内ニート」の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
社内ニートの意味は?
社内ニートの意味は「会社には出勤しているが仕事がなく、暇を持て余している人」のことです。
「ニート」とは就学や就労をせず、家事もしない若者を指しますが、それを職場の人間に当てはめるイメージだと捉えやすいでしょう。
つまり、職場にいても仕事がなく、ニートのように会社にとって利益がないことをして一日を過ごすサラリーマンのことです。
社内ニートが発生するさまざまな要因
- 上司に嫌われて仕事を回してもらえない
- 親のコネなどを利用して入社しているが実力がない
- 仕事の絶対量が少ない
- 日本の労働規則では一度正規雇用として雇うと簡単に解雇できないきまりになっている
など
当事者の中にはそれを好意的に受け入れられる人がいる一方、受け入れられない人がツイッターなどで悲痛な思いを発信することで、近年注目が集まるようになってきました。
社内ニートの過ごし方の例
- 電話を一本取って一日の仕事が終わった
- ネットサーフィンやトイレでスマホをして一日つぶす
- コピー作業や簡単な仕事しか回ってこない
- エクセルを開いて仕事をしているふりをする
- 一日をどうやって過ごすか常に悩んでいる
- 資格を取るために勤務中に勉強している
割り切って考えれば、楽をしながら給料をもらえ、遊びや資格の勉強などをする時間を確保することができます。
周りから見れば羨ましく感じますが、当事者にしてみれば周りの目を気にして毎日つらい思いをしている場合が多いみたいです。
かつて「窓際族」という言葉がありましたが、これは仕事ができず窓際に追いやられた中高年を指すことばです。
窓際族は年齢層がやや高めの人を指すのに対して、社内ニートは若者層を指すことばのため、完全な同義語とは言えません。
社内ニートの語源は?
社内ニートの語源は「ニート」からきています。
日本国内においてニートということばが使われだしたのは2004年頃ですが、そうした若者が増えた時代背景もあり、ニートは世間で一気にメジャーになりました。
そんな中、元々あったこの種の従業員のことを「会社内」における「ニート」のような存在として「社内ニート」と呼ぶようになりました。