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「シカト」ってどういう意味? 語源や使い方(例文付き)も紹介!

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「何でシカトされてるかわからないんだけど、何でだと思う?」
 

(…「シカト」ってどういう意味?鹿とは関係あるの?」

今回は、「シカト」の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!

「シカト」の意味は?

「シカト」とは、「特定の人やものに対してそっぽを向くこと、無視すること」を意味します。
 

「無視」と「シカト」は意味は同じです。

どちらも相手の存在を認めず、いないものとして扱うことを意味します。
 

違いは無視が一般的に使われる表現なのに対して、シカトは口語表現というだけです。

学生や若者はどちらかというとシカトを使う人が多いですね。
 

「しかと見届ける」という場合の「しかと」は「しっかりと」という意味で、別の言葉です。

「シカト」の語源は?

「シカト」の語源は、花札に由来します。
 

花札における10月の最高点の札に描かれている鹿が、前を向かずそっぽを向いていることから、「鹿」と「十月」で「鹿十(しかとう)」、「しかと」となりました。
 

かなり昔からある言葉で、初めは花札で賭博をするヤクザの間で使われていました。

そこから不良少年の間にも広がり、最近になって若者の間でも使われるようになったことで一般的に広まりました。
 

今は中高生の間でのいじめも問題になっていますが、いじめの場面でも使われることの多い言葉です。

話しかけても相手にしない時に「シカトする」、話しかけても相手にされない時に「シカトされる」といった形で使います。

「シカト」の使い方を例文付きで紹介!

「シカト」する側として使うとき

帰り遅くて親に怒られそうだけど、シカトしよう

「シカト」される側として使うとき

さっき○○ちゃんからシカトされたんだよね~
 

若者を中心に使われている言葉なので、相手を見て使うと良いでしょう。

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