「慣れていないので、間違っている時は指摘してください」
「おkです」
あなたが掲示板などでコメントした時このように返されたり、またはサイトを見ていてこのようなやり取りを目にしたことはありませんか?
ネットではすでに一般的となった「おk」ですが、初めて聞いたけど恥ずかしくて誰にも聞けないという方もいると思います。
そんな「おk」の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
おkの意味は?
おkとは、「オッケー」の意味です。
ネット上でのやり取りで使われる言葉で、キーボードで文字を入力する際の手間を省く利点があります。
こうした打ちやすい言葉は「打ち言葉」と言われています。
同じ打ち言葉には次のようなものもあります。
- うp・・・up=アップ(ロード)する
- w ・・・(笑)waraiの頭文字(文の最後に付けて笑ってる表現を表す)
- 乙 ・・・お疲れ様(otsukaresama)の頭2文字
など。
そのため、主にスマホでのLINEやメール、チャットなどでやり取りする場面に限られています。
いろんなサイトを閲覧していると「〇〇っておkですか?」という言葉がふつうに使われており、ネット界隈では大きな認知度であることがわかります。
これからネットを使っていくなら知っていて損はない言葉と言えるでしょう。
○○の語源は?
おkの語源は、国内でインターネットが普及し、パソコンでオンラインゲームやチャットなどが始まった2000年ころから使われるようになったのが始まりです。
「ok」をキーボードで打つ場合、英語打ちをすると「o」「k」の二つのボタンを使用することで打てますが、普段、日本語入力で文字を打っていると、いちいち英語に戻すのが面倒なことがよくあります。
日本語入力のままで「o」「k」を押すと「おk」と変換されますが、その「直さないまま打った言葉」が市民権を得ていくなかで、使用される頻度も徐々に大きくなっていきました。
文化庁が「おk」や「うp」などの言葉を「打ち文字」と命名したことが一時期話題になりました。
文字は書くものから打つものに変わってきていると言われる現代ですが、それほど日本国内において高い認知度であることが分かります。
基本的に気の知れた仲間うちや、その言葉が通じると思われる範囲内で使われることがほとんどです。
正式な言葉ではない為、職場で上司とやり取りをするときや、改まった場での使用は絵文字同様に失礼なことと認識されています。
また、お年寄りに「おk」って返しても「??」となるのが目に見えてますよね。
おkの使い方を例文付きで紹介!
ネットゲームでメンバーとチャットしているとき
特にネットゲームの最中などは文字を打つ時間の短縮は必須スキルですので、使用される機会も多いです。
一番多く使用される場所と言えるでしょう。
芸能人ファンサイトなどの掲示板でやりとりをするとき
お互いの面識は無くても、芸能人の話しや趣味の掲示板など、堅苦しくないサイトではよく使用されています。
パソコンを使って友人とチャットでやりとりをするとき
仲のいい友人とのやり取りでは当然のように使われることが多いですね。
チャットでは自分が打つ前にメッセージがドンドン送られてくる場合もある為、速くコメントするのに重宝されます。
一方、スマホでは入力しやすい「おけ」が使われているようです。