ある時、友人からLINEで「明日、予定ある?」とのメッセージが届きました。
私は、友人から遊びの誘いを受けたと思い、返事に困っていました。
というのも、明日は休みであり、休みの日は、一人で自由に過ごすのが、私の幸せなのです。
でも、変に誘いを断ったら、友人を傷つけるので、私は、断り方を考えていました。
そうこうしているうちに、友人からメッセージが届きました。
「ksするなよ」
(「ks」って何?)
状況からすると、あまり良いイメージではない感じだけど…。
とりあえず、「明日、暇です。」と返信して、次の日、友人と遊びに出かけました。
後で「ks」を調べると、意味は単純でした。
あなたは「ks」という言葉を知っていますか?
「ks」の意味や語源、使い方を例文付きでご紹介いたします!
「ks」の意味は?
「ks」は、「既読スルー」と「クソ(カス)」の2つの意味があります。
「既読スルー」とは、LINEに関する言葉であり、受信者がメッセージを読んだにもかかわらず、何ら返信しないままの状態でいることをいいます。
私が友人から言われた「ksするなよ。」は、「既読スルーするなよ。」の意味でした。
「ks」には、「クソ(カス)」の意味があるともお伝えしましたが、この意味の「ks」は、2011年初めあたりから2chで流行り始めました。
2011年6月にLINEが普及し始めたことを考えると、「既読スルー」の意味での「ks」よりも先に「クソ」の意味での「ks」が使われ始めたといえます。
もっとも、「既読スルー」の意味での「ks」が流行り始めた以降も「クソ」の意味での「ks」は使われています。
なので、「ks」を完全に「既読スルー」のみの意味であるとはいえません。
「ks」の語源は?
「既読スルー」を意味する「ks」の語源は、「既読スル-」をローマ字表記したとき(kidokusuru(_))のイニシャルです。
厳密にいえば、「スルー」は「through」とすべきなので、「kt」となるはずですが、「スルー」をローマ字表示したものと単純に考えて、話を進めます。
「クソ(kuso)」「カス(kasu)」を意味する「ks」もローマ字表記した時のイニシャルが語源です。
「ks」の使い方を例文付きで紹介!
「既読スルー」の意味で使うとき
⇒既読スルーするなよ。
「既読スルー」の意味の「ks」の後には「~する」がつくのが特徴です。
また、「既読スルー」は、LINEがあって、はじめてうまれた言葉なので、LINE上でしか、この意味での「ks」を使わないのが一般的であるといえます。
「クソ(カス)」の意味で使うとき
⇒頭悪いだろクソ。
⇒クソどもが。
語尾に「ks」を置くのが特徴のひとつです。
意味からも明らかなように、相手の言動を批判するときに使います。