「あの人ってB専だよねぇ」
「美人なのにB専って哀れ」
最近では、すでにB専という言葉は世間に定着していて、この言葉の意味を知らなかった人や、曖昧にしか捉えていなかった人の中には今さら他人に聞きにくい雰囲気もあると思います。
今回はB専の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
B専の意味は?
B専とは、「ブサイクやブスな人を好きになってしまう人」のことを言います。
読み方は「びーせん」で、男性・女性どちらに対しても使われる言葉です。
常にブサイク・ブスと呼ばれるようなタイプを選んで付き合っている人を「B専」・「B専の人」などと呼びます。
一方、レベルの高い人と付き合うより「ブサイク」な人の方が浮気の心配などが無く楽だったり、自分が優位な立ち位置を確保できると捉えられていることもあり、最近では「Bランク・B級の人専門」の略語であるとする見方もあるようです。
類義語として、好みの対象が太った人をD専(デブ専門)、老けている人をフケ専(老けている人専門)または枯れ専(枯れている人専門)などと呼びます。
B専の語源は?
B専の語源は「ブサイク専門」・「ブス専門」の略語です。
ブサイク(Busaiku)・ブス(Busu)それぞれの頭文字「B」と「専門」を合わせて「B専」という略語へと進化しました。
いつから存在していたかさだかではありませんが、B専はもともと「ブサイクな男性を好きな」女性をさす言葉で、男性が「ブスな女性を好きな場合」はブス専と呼ばれていました。
近年では男性にも女性にも使用されるようになっています。
日本語は言葉を縮めて表現する文化があるので、「ブサイク専門」や「ブス専門」をB専と略して使いやすく変化していったものと思われます。
B専の種類と使い方を例文付きで紹介!
B専は具体的にどんな場面で使われるのか。
一般的にはブスと付き合い始めた男性や、不細工な男と付き合い始めた女性に対して「あいつ、B専だな」などと使います。
ですが、一言でB専と言っても種類は何パターンか存在します。
どのような種類があるか、例文を使って説明します。
「危険回避型」B専の場合
過去につらい思いをした人が同じ経験をしたくなくて、その危険性がない人を選んでいる時にはこのように使われます。
「妥協型」B専の場合
恋愛に対して妥協してしまっているワケですね。
この心理は年齢を重ねるとともに現れてくる傾向にあるので、若い時に恋愛が成就しなかった人に特に見られます。
「嗜好型」B専の場合
(合コンの場で)
一般的にブサイク・ブスと言われる人を好みとしている人の場合です。
「ブサ可愛い」という言葉を最近よく聞きますが、それを異性に求めている場合ですね。
上に挙げた種類以外にも、「美しい人に偏見がある」型や、「内面を重視」型など、さまざまなタイプが存在します。
補足
「B専」について述べてきましたが、失礼な言葉なので多用しない方がよいでしょう。
間違っても、付き合っている当事者カップルの目の前での発言は賢明とは言えませんね。