「今度の休みに仙台行こうよ!」
「いいけど、急に何?」
「たまには観光もいいかなーと思って。」
「あーわかった、伊達正宗だろ」
「バレたか」
「出たなー歴女めー」
「うるさいな、行くの?行かないの?」
「もちろん行く!!俺も伊達正宗好きだから!!」
最近では戦国武将に夢中になる女性が増えていますね。
ブームに伴い、どんどん新しい言葉も生まれています。
今回は歴女の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
歴女の意味は?
歴女とは、歴史をこよなく愛する女性を呼ぶ呼び方のことです。
歴史に詳しいかどうかは関係なく、本人が歴史自体に興味があれば歴女となります。
歴史全般だけでなく、ある偉人が好き、城の建築が好きなど、興味の対象がピンポイントでも歴女と呼ばれます。
周りから見て歴史好きの女性を歴女ということもあれば、自分で自分のことを歴女ということもあります。
歴女の語源は?
歴女の語源は、歴史好きな女性を略したものです。
歴史好きのアイドルに「美甘子(みかこ)」という方がいますが、彼女を「歴ドル」と呼ぶことから、その派生として歴女という言葉が生まれました。
歴史好きの女性は昔から数多くいたものの、2005年に発売されたカプコンのゲームソフト『戦国BASARA』をきっかけにして、イケメンに描かれた武将に夢中になる女性が増えてきました。
彼女たちはゲーム関連グッズ商品だけでなく、武将関連グッズも購買するようになり、自分の好きなキャラクターの武将のコスプレを行うようにもなりました。
歴女という言葉は2009年のユーキャン新語・流行語大賞ではトップテンにも入賞し、多くの方に知られるようになりました。
ちなみに当時は歴女の代表ともいわれる歴史好き女優、杏さんが受賞しました。