「不具合があるのですが」
「それは仕様です」
(…「仕様です」ってどういうこと?不具合に対応はしてもらえないの?)
今回は、「仕様です」の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
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「仕様です」の意味は?
「仕様です」とは、「元からそういうものです」、「予定通りの正常動作です」という意味です。
主にインターネット上のオンラインサービスやコンピュータソフトウェアに関して使われます。
何か不具合があってメーカーに問い合せたときに「仕様です」と言われた場合、「その製品は初めからそのように作られているので対応ができません、諦めてください」ということになります。
コンピュータやプログラム以外の日常場面で使われるときは、「そういうものなので仕方がない、どうしようもない」という意味で使われます。
「仕様です」の語源は?
「仕様です」の語源は、「仕様」つまり「製品の満たされるべき要件」を満たしているということで、「仕様通りです」を省略した言葉です。
満たされるべき要件とは、メーカーが製品を作るときに決められたシステム、性能、機能、スペック、サービスといったものです。
今はオンライン上で購入できる製品も多く、詳しく仕様が書かれている仕様書のない製品もあります。
仕様書がない場合には、何か不具合が起きたときでも元々そういった仕様である、と間違いや不具合を認めず、「仕様です」という言葉で責任を逃れることができるのです。
「仕様です」はメーカーが言い訳するときの言葉として捉えられるようになったことから、日常生活の中でも若者の間で言い訳の言葉として使われるようになりました。
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「仕様です」の使い方を例文付きで紹介!
オンラインサービスやソフトウェアに関して使うとき
ソフトウェアや機械などが何か変な動きをしたときに故障じゃないかと問い合わせる場面で使われます。
日常会話で使うとき
こんなふうにジョークにも使えます。