「友人が中二病にかかってしまい隣にいるのも恥ずかしいです。助けてください」
だいたい雰囲気はわかるけれど、的確な意味をつかみにくいのが中二病という言葉ではないでしょうか?
中二病の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
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中二病の意味は?
中二病とは、思春期特有の背伸びしがちな痛い行動や自分に酔いしれて非現実的な存在になろうとしてしまう人などを蔑む意味で使われる言葉です。
中二病の人によく見られる代表的な行動に
- 自分の世界に酔いしれてまるで自分が正義のヒーローになったかのような言動をする
- もしくは自分が大人になったつもりで好きでもないコーヒーを飲む
- 自分は普通の人とは違う・特別な人間だと思いこむ
などがあります。
アニメや漫画などでのかっこよい描写やそれに類する幻想を現実でできると確信し、姿や必殺技の名前などのセリフを真似ることを邪気眼系の中二病とされます。
また、不良や反社会的な行動へのあこがれて似合わないことをしたり、格式の高いものをたしなむ私カッコイイと大衆向けをさげすむことも中二病とされます。
中二病の語源は?
中二病の語源は、伊集院光がパーソナリティをつとめるラジオ番組で作られた造語の意味が曲解され、イタイ人をさげすむ称号となりました。
当初のラジオ番組では、背伸びしがちな思春期の行動、自分も通ったはずかしいネタの1分類であり、微笑ましいものとして扱われていました。
しだいに蔑称としてあつかわれ、その意味も拡大されあやふやになっていきます。
それは一時的にWikipediaさえも混沌とさせ、塞神雹夜が著者である中二病取扱説明書などで、時間をかけ、あつかわれた意味を整理し、誤用とのきりわけがなされました。
「中二病でも恋がしたい」や「異能バトルは日常系のなかで」などのアニメで、邪気眼系の中二病が描かれたことにより、中二病の一般的な意味についての論争に終止符が打たれました。
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中二病の使い方を例文付きで紹介!
子供が中二病にかかったとき
息子が中二病にかかったようだ。
今日の昼下がりに息子が、おいしいと感じてもいない無糖のコーヒーをさもおいしいかのように飲んでいたw
中学二年で転校した先で不思議な人と遭遇したとき
転校先で、眼帯をかけ、右手には包帯を巻き、休み時間には「俺の右手よ鎮まれー!」と叫んでいる人がいたので、中二病だと思いそっとしておくことにした。
友人がサブカル系の中二病になったとき
友人がある日を境にクラッシック音楽に熱中しはじめ講釈をたれ、J-POPを批判しはじめた。
ただ、オーケストラ風にアレンジしたアニメソングも「実によい」と言っていたので、きっと中二病なのだろう。