「あ~、ナマポになりたい…。」
このように、友人が、つぶやきました。
「ナマポ生活」「ナマポで暮らす」など、ネットやTwitterなどで「ナマポ」という言葉をみかけます。
「ナマポ」ってなんなのでしょう!?
なにかの職業なのかな?
あなたは、「ナマポ」とは、何か知っていますか?
「ナマポ」の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
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「ナマポ」の意味は?
「ナマポ」とは、生活保護自体や生活保護受給者を意味します。
生活保護とは、国が、生活に困窮している国民に対して、金銭的給付などを行うなどにより必要な保護を行い、その国民の自立を助けるものです。
しかし、生活できる収入があるにも関わらず、生活保護制度を悪用し、国から金銭的給付を受ける者や生活保護制度で得た金銭をギャンブルに費やす者が多い状況にあります。
このような状況から、生活保護を受けているというだけで「泥棒」呼ばわりされるなど、すべての生活保護受給者は、軽蔑の目でみられているのが現状です。
この現状から、「ナマポ」は、生活保護受給者を馬鹿にするなど蔑称として用いられています。
「ナマポ」の語源は?
「ナマポ」の語源は、生活保護の略です。
ただ単に略すならば「生保」とすべきですが、「生保」と略せば、これは、生命保険の略と被ってしまいます。
このような被りを避け、生活保護を「ナマポ」というようになりました。
この「ナマポ」という言葉は、2012年にお笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんの母親が生活保護を不正に受給している実態が報道されたことがきっかけで広がっていきました。
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「ナマポ」の使い方を例文付きで紹介!
生活保護受給者を意味する場合
この意味での「ナマポ」は、名詞として使えば問題ないです。
例文から明らかなように、生活保護受給者を馬鹿にして「ナマポ」を用いられることがほとんどです。
「ナマポ」は、本当に生活に困って生活保護制度を利用している者を傷つける言葉です。
不必要に使わないようにしましょう。
生活保護自体を意味する場合
この意味での「ナマポ」は、形容詞のように使われるのが特徴です。
たまに、名詞として、この意味での「ナマポ」が使われています。