「あぁ~悪い、寝坊した!!すぐ行くから!」
「マジかよ。頼むぜ、幹事のお前がいないと合コン始まんねーだろうがよ!先に店入ってるからな、アクしろよ!」
「お、おぅ、とりあえずすぐ行く!」(・・・アクしろって何だ??)
このように聞いたことのない言葉を当たり前のように言われても、困ってしまいますよね。
今回はアクしろの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
アクしろの意味は?
アクしろとは、「早くしろよ」という意味です。
意味としては言葉のままで、相手に対して何かを急かす時に使われることが多いですが、「アクしろ」はやや相手を責め立てたり、脅したりしているようなニュアンスも含んでいます。
そのため、「アクしろ」は男性に使用されることが多いです。
2ちゃんねるのなんでも実況(なんJ)でよく使用されるのも、相手の顔が見えない匿名性に後押しされている節がありそうです。
アクしろの語源は?
アクしろの語源は、「早くしろ」です。
元ネタは、某ビデオにおけるコワモテの登場人物Aが、後ろから車をぶつけた学生に詰め寄り免許証を取り出させるシーンで言った言葉です。
Aは財布から慌てて免許証を取り出そうとする学生に「早くしろよ!」とまくしたてますが、早口で滑舌も良くなかったため、視聴者には「早くしろよ!」が「あくしろよ!」と空耳で聞こえたようです。
しかし、なぜこんなに「アクしろよ」が広まっているかというと、そのシーン以降もAが何かと要求する際に、口癖のように「アクしろよ!」を連呼したからです。
なんとその数9回。そのためにかなり印象に残ったようです。
確かにそんなに目立つ言葉聞こえてくると、耳に残りますよね。
これが2ちゃんねるを中心に話題となり、「早くしろ」⇒「はやくしろ」⇒「はぁくしろ」⇒「あくしろ」と変化した「アクしろ」が広まりました。
ちなみにこのビデオですが、インターネットでは有名なゲイビデオとなっているため、「アクしろ」を使用する際は注意した方が良いですね。