「なんか最近天気悪すぎじゃない?」
「それな!」
(それなってどういう意味で使ってるの…?)
最近SNSや、日常の会話でも若者特有の言葉で話す人が多くて、なかなかついていくのが難しいですよね。
知らない言葉があると会話についていけなくて焦ったり、わからないまま話をすすめて全然違う発言をして恥をかいてしまうなんてこともあると思います。
今回は「それな」の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
「それな「の意味は?
「それな」の意味は、「そうだね」や、「その通り」という意味です。
相手が話した内容に自分が共感・同意する場合に使うので、話している相手が「それな」と言ってきたら、自分の話に共感してくれているんだ!相手も自分と同じ考えを持っているんだ!という風に理解すれば大丈夫です。
現在は若者を中心としてよく使われている言葉ですが、どのようにして「それな「という言葉が生まれたのでしょうか。
「それな」の語源は?
「それな」の語源・元ネタは関西弁の「そやな」「せやな」であると言われています。
「それな」という言葉は、若者を中心に主にSNSで使われてきましたが、めざましテレビの2015年の最新女子高生流行語ランキングで一位に選ばれたことで、全国的にその言葉が拡散されていったと考えられています。
それでは実際の会話で使えるように、いくつかの場面における使い方を見ていきましょう。
「それな」の使い方を例文付きで紹介!
学校で使う場合
今日の授業が難しかったということに対してBが共感して、「私も今日の授業難しいと思った」という意味と、「私もテストできる気がしない」という意味で「それな」を使っている例です。
女子会で使う場合
Cがずっと彼氏なんかいらないと言ってたという事実に対して、「確かに言ってたよね」という同意と、いらないって言ってたのに嘘つきじゃんというニュアンスに対しての「嘘つきだよね」ということに対する共感を表す意味で「それな」を使っている例です。
すでに述べたように、「それな」という言葉は共感・同意をするために使うのですが、相手の話を聞くのがめんどくさく、早く終わらせたいときにも使うことがあります。
また、「ほんとそれな」というのを「ほんそれ」と略したり、少し柔らかい印象にするために「それね」と使うこともあります。
今回の例を参考にして、皆さんも「それね!」と使ってみてください。