「ヤバい、このままじゃやられる!」
「兄ちゃん、どうしよう」
「お前も攻撃しろ、HPなくなるぞ!!」
「だって怖いんだもん」
「おいおい、イモってんじゃねーぞ全く・・・」
「と、とりあえず回復アイテム使うね」
「おう、助かる」
オンラインゲームで遊んだことのある方は、聞いたことがあるかもしれませんね。
今回はいもるの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
いもるの意味は?
いもるの意味は、おじけづく、緊張しているなど、ビビると同じようなことです。
主には、オンラインのシューティングゲームの試合中に使われる言葉です。
シューティングゲームでは迂闊に動くと逆に打たれてしまうことから、ゲーム中に一点にとどまって動かないプレーヤーをよく見かけます。
そこで、あまりにも動こうとしないプレーヤーに対して嘲笑する意味合いで使われます。
また、シューティング以外のゲームでも、敵に立ち向かうことを避ける行為に対してもイモるといいます。
このように、イモるは相手を中傷するニュアンスも持ち合わせているので、安易に使用するのは控えた方がよさそうです。
いもるの語源は?
いもるの語源は、薩摩藩(鹿児島県)の「芋を引く」という言葉です。
さつまいもを収穫するときに、土に埋まっているイモを後ずさりして収穫する様子から、逃げ腰になることを「芋を引く」と言います。
そこから、逃げ腰になること=ビビっている様を「イモっている」と称し、怖気づくさまを「イモる」というようになりました。」
また、田舎に住んでいた人が上京したての頃は、大抵の人がオドオドしますよね。
その様子から、田舎者を「イモっぽい」と言うようにもなりました。