「ウソついた挙句、人騙すとか、サイテー。虫けら以下だね」
「そ…そうだね…」
(…虫……けら……?汗)
映画からアニメまで幅広く登場するこちらの言葉ですが、皆さんはきちんと意味はおわかりですか?
今回は
虫けらの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
虫けらの意味は?
虫けらとは、何の役にも立たない人のことを言います。
また、虫をさらに卑しめて使う言葉です。
決して褒め言葉ではありません。
うっかり上司にでも使ってしまった日には、それは恐ろしい展開が待っているでしょう。
ちなみに、カブトムシなどにも使う言葉では無いと思われます。
ヘラクレスオオカブトにうっかり「虫けら」などと言ってしまった日には、背後に気をつけて帰宅しないといけませんね。
虫けらの語源は?
虫けらの語源は「虫螻蛄」です。
螻蛄(けら)とは何かと言うと「おけら」のことです。
田んぼに水を張ると、どこからか出てきて、悠々と泳いでいる虫。
あれがおけらです。
ただ、おけらが何かをしたとか、役に立つということがないことから、「虫+おけら」で全く役に立たない者のことを指すのですね。
願わくば、自分が陰でこっそり呼ばれていないことを祈ります…。
虫けらの使い方を例文付きで紹介!
役に立たない人という意味で使う時
ひどい人という意味で使う時
いかがだったでしょうか?
今回は「虫けら」の意味を取り上げてみました!
こちらの言葉を使うときは、くれぐれも気をつけたいものですが、自分が言われて嫌な言葉は、他人にも使わないことです。
決して皆さんも、陰でこっそり上司や目上の人たちのことを虫けらなんて言葉で呼ばないでくださいね!(汗)
殺虫剤の缶を向けられても、文句は言えませんよ…。