飲み会で「粗相(そそう)!粗相(そそう)!」というコールでお酒を飲ませていた
(…「粗相(そそう)って何?どういう意味の言葉なんだろう?」)
今回は粗相(そそう)の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
「粗相(そそう)」の意味は?
「粗相(そそう)」とは、不注意な行動や軽率な行動によって生じてしまった過ち、間違い、失敗、ミスのことを意味します。
重大な過ちというよりはちょっとした失敗のことです。
また、子どもが大便や小便を漏らすことも「粗相(そそう)」と言います。
「粗相(そそう)」の語源は?
「粗相(そそう)」の語源は、仏教用語から生まれた言葉で、人間の生・住・老・死を意味する「麁相(そそう)」という言葉に由来します。
「麁相」には、人間の弱い部分もたくさんあることから、軽率な行動や過ちという意味で使われるようになりました。
意味の変化から、大雑把や落ち度を意味する「粗」が使われるようになり、「麁相」から「粗相」へと変化しました。
また、飲み会の席で自己紹介が面白くなかった、飲み物や食べ物をこぼした、箸を落としてしまった、といった失敗をしたときに、「粗相(そそう)!粗相(そそう)!」とみんなで叫んでお酒を飲ませるコールとしても使われています。
若者の間では、みんなで一緒に叫ぶことでお酒を飲ませ、飲み会を盛り上げるためのコールがいくつかあり、その中の1つです。
「粗相(そそう)」の使い方を例文付きで紹介!
日常の中で使うとき
「粗相(そそう)」は一般的に使われる言葉なので、友だち同士の会話だけでなく、仕事の場面でも使うことができます。