痛車という言葉を聞いたことがありますか?
初めて聞いた人にはわかりませんよね。
ここでは痛車の意味や語源、使い方を例文付きで紹介しますのでぜひ参考にしてください!
痛車の意味は?
痛車(いたしゃ)の意味は、「痛い車」のことです。
痛い車とは、漫画・アニメ・ゲームなどに関連するキャラクターや、著名人・メーカーのロゴをかたどったステッカーを貼り付けたり、塗装を行ったりした自動車を示します。
いわゆるオタク文化から発祥し、アニメやゲームに対する個人ファン活動の一環として行われているものです。
自動車メーカーがタイアップして痛車を制作し、公式に販売することもあります。
「痛い」という言葉のネガティブなイメージが嫌で、あえて萌車(もえしゃ)とも呼ぶ人もいるようです。
痛車の語源は?
痛車の語源は、「見ていて痛々しい車」という意味に加え、奇抜なデザインが特徴のイタリア車を意味する「イタ車」の語感に掛けたものであると言われています。
こうした車両が「痛車」と呼ばれ始めた経緯については、侮蔑の意味で用いられ始めたとも、痛車所有者の自虐的でありながらも、誇らしげな意味合いとして用いられたとも言われてますが、諸説があり定かではありません。
また歴史については、1980年代にはすでに痛車に類する車が存在していましたが、多くの人に目撃されるようになったのは1990年代後半からです。
その頃でもまだ個人レベルで楽しむ人が大半でした。
2000年に入ると、オタク文化が広く認知されたこともあり、それまでは愛好家同士でしか通じない言葉でしたが、専門雑誌が出版されたりして、より広く認知されるようになりました。
現在では各地で愛好家が痛車を披露するイベントがあり、1000台も集まる大きなイベントも開催されています。
痛車の使い方を例文付きで紹介!
痛車を見た際には、ぜひともこの言葉を使ってみてくださいね。