「あいつまた寝落ちしやがった」
よくない行動とは考えられるけれども、現場を共有していなければ理解に苦しむ言葉ではないでしょうか?
寝落ちの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
寝落ちの意味は?
寝落ちの意味は、なんらかの行動の途中で意図せず寝てしまうことです。
ゲームをやめる、オフライン状態になる、通信不可の状態になることを「落ちる」と表現します。
例えば、みんなで遊んでいるゲームやチャットを抜けるときに「今日はこのへんで落ちる」というふうに切り出すことができます。
その落ちる原因が、自分の意志でも、通信障害でもなく、寝てしまうときに使用します。
そのため、通信自体はつながっているのに、ゲームのアバターが動かない、パソコンがつけっぱなしでオンライン状態であっても、寝ていて返答がない場合は寝落ちとされます。
近い意味のネットスラングとしてはAFKがあり、Away from Computer の略で、こちらは離籍している、という意味です。
寝落ちの語源は?
寝落ちの語源は、通信中に寝てしまい、やりとりが継続できなくなる状態を「寝落ち」と表現したことがはじまりです。
寝て(そのまま)、落ちる(回線が途切れたかのように返答がなくなる)から寝落ちですね。
ちなみにこれは、1990年代のアマチュア無線でのやり取りから使われており、インターネット以前から存在する言葉です。
インターネットでも回線が遮断されることや、オフラインになることを「落ちる」と表現したためか親和性が良く、WindowsメッセンジャーやMMORPGでも使用され、現在ではLINEなどスマートフォンでも使用されています。
寝落ちの使い方を例文付きで紹介!
ゲーム中の相方に寝落ちされたとき
朝机で寝ていたとき
気が付いたら、ノートを下敷きに、机に突っ伏して寝ていた。
徹夜で期末テストの勉強をしようと思ったのだけど、寝落ちしてしまったらしい。