「今日、帰りは午前さまだから、先寝てて」
「あ…う…うん…」
(ご…ごぜんさま??結局帰ってくるのか、来ないのか、わからない…)
今でもそこそこの頻度で使われているこの言葉、皆さんはきちんと意味はおわかりですか?
今回は
午前さまの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
午前さまの意味は?
午前さまとは、夜中の12時を過ぎて帰宅すること、またはその人という意味てす。
よく、家族を起こさないように、庭先で靴を脱ぎ、そっと玄関を開ける、あんなシーンですね。
アニメではお馴染みの、四角い箱に紐が結わえつけてある、あんなお土産をぶらぶらさせながら…。
未だにあのお土産の箱の中身が謎に感じる筆者です。
午前さまの語源は?
午前さまの語源は御前様(ごぜんさま)から来ています。
御前様はどういう意味かと言うと、貴人、大名など高位の方を表す言葉です。
その「御前様」と、深夜12時を回って「午前」に帰ってくる人を合わせてもじったものが午前さま、なのです。
ですので、午前さま、と使われた時には「そんなに遅くまで遊んでられて、いい身分ですね」という皮肉も隠れているので、ご注意くださいね。
午前さまの使い方を例文付きで紹介!
帰りが遅くなるという時
帰りが遅いことを非難したい時
いかがだったでしょうか?
今回は「午前さま」の意味を取り上げてみました!
今でも結構な割合で使われるこちらの言葉ですが、100%ポジティブな意味で使われることはないようです。
そもそも、家人が寝静まったあとに、お酒の入ったテンションで帰って来て騒がれるのは、あまり有り難い事とは言えないですよね。
皆さんもお酒はくれぐれもほどほどに!
それでも午前さまになってしまった時は、出来るだけ低姿勢で帰りましょう。