「あー、ヒマだなぁー」
「なぁ、このポテト何本まで口に突っ込めると思う?」
「Mサイズなら全部いけるんじゃねぇの?」
「お前らそれマジキチだぞ」
「うるせーな。おい、一回やってみようぜ」
「俺は知らねーぞ」
若者達は日常的に使用するようになっていますが、意味がわかりにくい言葉でもあるのできちんと知っておきたいですね。
今回はマジキチの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
マジキチの意味は?
マジキチとは、「マジでキチガイ」の略であり、常識的に考えると正常ではない言動をする「キチガイ」の度合いが強い物事や人のことを意味します。
マジキチはインターネットスラングであり、「キチガイ」という言葉も強い言葉ですが、一般にも広まるにつれて言葉のハードルが次第に下がってきています。
ちなみに「キチガイ」とは気が(人と)違っていることを意味する言葉ですが、差別用語、放送禁止用語となっているので使用するのは避けた方が良いですね。
TPOをわきまえて使いましょう。
マジキチの語源は?
マジキチの語源は、「マジでキチガイじみてるからやめろ」の略です。
もともとは2ちゃんねるの掲示板で、特定の投稿に対する決まり文句として使用されていた言葉です。
その時は相手の常識的に正常ではない行為を注意する言葉として生まれ、このままの文で使用されていました。
そのうち、常識的に正常ではない行為や人物そのものについても「マジでキチガイじみてる」と言うようになりました。
このように対象が広がるにつれて意味も拡大していき、それに伴ってマジキチと略された言葉も広まっていきました。
ちなみに「マジで鬼畜」の略で使用している人がいたり、「真面目できちんとした人」の略だとしてTwitterで話題になったこともありました。