若言辞典

若者の言葉の意味や語源、使い方を例文付きで解説しているサイトです。

ハブるってどういう意味? 語源や使い方(例文付き)も紹介!

投稿日:

ハブるという言葉を知っていますか?

ハブるはネットだけではなく、普段の若者の会話でもよく聞くようになりました。

ここでは、ハブるの意味や語源、使い方を例文付きで紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

ハブるの意味は?

ハブる仲間外れにする、省く、無視する、拒否することを意味する若者言葉です。

同じ意味の言葉では、「ハブ」「ハブく」「ハブにする」があります。
 

ネットでは、ネタとして自虐的に使ったり、物に対しても使うことがあります。
 

また、「ハブられる」・「ハブにされる」・「ハブになる」は、仲間外れにされる、拒否されるという意味です。

つまり、ハブるという表現は、仲間外れにする側の言葉で、ハブられるは仲間外れにされている側の言葉になります。

ハブるの語源は?

ハブるの語源は色々と説があるようです。

「省く(はぶく)」、つまり不要なものとして取り除く、全体から一部を取り除く、減らす
という意味の言葉からきた説。

「葬る」は、「はぶる」「はふる」という読み方もあり、そこからきた説。

「村八分」からきた説。

「村八分(むらはちぶ)にする」の「は」「ぶ」「る」で縮めた言葉が、ハブるです。
 

村八分の意味は、村民が規約違反を犯した際に、全村申し合わせでその一軒の家や家族との交際を断つ制度のこと、いわゆる仲間外れです。

これは村の中で、火事(協力しないと他の村民の家まで延焼するから)と、葬式(死んだら許される、つまり、死ぬまでは許されないということ)以外では無視される江戸時代の農村での風習です。
 

どの説にしても、言葉の意味合いは似ていますね。

ハブるの場面別の使い方と例文を紹介!

仲間内で仲間外れにするとき

「あいつ、うざいからハブろう!」

好きな漫画が置いてなかったとき

「私の好きな漫画が、本屋さんでハブられてたよ!」

会員資格から除外されていたとき

彼女はスポーツクラブの会員資格からハブられた

その他

人の悪口を言ったり、誰かをハブることで優越感を得る
 

あまり気持ちの良くない言葉ですが、耳にする機会も増えてますので、知っておいて損はないと思います。

-

Copyright© 若言辞典 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.