「気になってる人に急に話しかけられてテンパっちゃったよ~」
(…「テンパる」ってどういう意味なの?)
今回は、「テンパる」の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
「テンパる」の意味は?
「テンパる」とは、「心に余裕がなくなりいっぱいいっぱいになる、予想できない出来事に遭遇し、一時的に頭が真っ白になって何も考えられなくなる」という意味です。
「テンパる」という言葉自体は数十年前からありますが、最近は若者を中心に使われている言葉です。
「テンパる」の語源は?
「テンパる」の語源は、麻雀用語「テンパイ」です。
麻雀であと1枚であがれる状態になることを聴牌(テンパイ)と言います。
「テンパイ」を動詞化してできた言葉が「テンパる」です。
もともとは「物事が成就する直前の状態、準備万端な状態」といったプラスの意味でした。
「直前の状態」というところから徐々に「ギリギリの状態、目いっぱいの状態」というマイナスの意味に転じました。
今、若者の間で使われている様々な独自の言葉の中で、「る」を付けて動詞化した言葉は「パニクる」「ミスる」など多々あります。
同様に「る」をつけて動詞化された言葉である「テンパる」も、焦ったときなどに使える若者言葉として広く使われるようになりました。
麻雀用語を語源とする言葉は他にもあります。
当たり障りのないことを意味する「あんぱい」、参加者やメンバーを意味する「メンツ」、失敗を意味する「チョンボ」といった言葉です。
「テンパる」の使い方を例文付きで紹介!
自分のことを言うとき
相手のことを言うとき
友だち同士など親しい間柄で使う言葉なので、上司や目上の人には使わないように気をつけましょう。