「あ、この作品さ、夏にスピンオフの映画やるらしいよ」
「マジで!?絶対観に行かなきゃ!!で、主役誰なの?」
「気になるでしょ~」
「気になる!もったいぶってないで!!」
「そこまではまだ知らない」
「なんだよー」
話題となった人気作品の場合は、次回作との間に製作されることもありますね。
今回はスピンオフの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
スピンオフの意味は?
スピンオフの意味は、シリーズもののドラマや映画・アニメの中で、世界観や登場人物は同じでも、元になる作品とは別の方向で作られた話のことです。
続編とは異なり、本編のストーリーとは離れた内容になっていることが多いです。
例えば、主人公以外で人気のあるキャラクターにスポットをあてて、そのキャラクターを主人公にした話のことや、もともとは冒険ものの作品だったが、登場人物の恋模様にフォーカスした話のことです。
元の作品よりも、スピンオフで製作された作品の方が有名になったり、人気が出てしまったりする例もあるほどなので、単なるお遊びとは言えませんね。
ちなみにスピンオフはビジネス用語でもあり、この場合は大企業などの元企業との資本関係を継続させながら、新しい会社を設立する事を指します。
一番有名な例は人気アニメ「とある魔術の禁書目録」のヒロイン、御坂美琴を主人公にしたスピンオフ作品「とある科学の超電磁砲」ですね。
スピンオフの語源は?
スピンオフの語源は英語のspin offという言葉で、英語では「振り落とす」「付随的に生み出す」という意味があります。
それぞれの単語を見ると、Spinは「回転、回す」という意味の言葉、offは「離れて、離して」という意味です。
物が回転すると遠心力でくっついているものが飛ばされる⇒離れて新しいものができる、というイメージで、「スピンオフ」という言葉が生まれました。