「久しぶりにテレビ出てるの観たけど、やっぱコケティッシュだよなぁ」
「あなたこの女優さん昔から好きよね。」
「お父さん、コケティッシュってなに?新しいティッシュ?」
最近ではあまり聞かれなくなりましたが、逆に中高年の方には耳馴染みのある言葉なのではないでしょうか。
今回はコケティッシュの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
コケティッシュの意味は?
コケティッシュとは、なまめかしい、あだっぽいの意味で女性の粋な美しさや魅力を表現する言葉です。
セクシーと似たニュアンスを持っている、とイメージすると分かりやすいかと思います。
色っぽく、男の人の気を惹こうとする様や、異性に自分のことを見てもらいたい、気にかけてもらいたい、気にしてほしいなどの気持ちが現れていて魅力的なことを表します。
比較的芸能人に使われる事が多い言葉ですが、コケティッシュは人によって言葉に対するイメージに差がある形容詞なので、実際に使う時にはセクハラにならないように注意が必要です。
男性上司の方はうっかり後輩女子に使わないようにした方が賢明かもしれませんね。
コケティッシュの語源は?
コケティッシュの語源はフランス語のcoq(オンドリ)という言葉です。
元々は鶏のようにもったいぶった、色欲のあるといった比喩表現として男女共通で使われていた言葉です。
そこから、女性特有のなまめかしさを表すコケットリー【英語: coquetry、フランス語: coquetterie】という言葉に派生しました。
意味はほとんど同じですが、コケットリーは名詞、コケティッシュは形容詞です。