「新人のOくん、会社に無断遅刻してきて、さらに無断早退したって。ゆとりだね~」
「へ…へええ…」
(ゆとり?どういったことがゆとりなの??)
ドラマのタイトルにもなったこちらの言葉ですが、皆さんはきちんと意味はおわかりでしょうか?
今回は
ゆとりの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
ゆとりの意味は?
ゆとりとは、総じて知識や常識がない人という意味です。
また、そのままゆとり世代に当てはまる人たちを指して「ゆとり」とも言います。
「ゆとり世代」と言われる1987年~1996年(2004年までという説もあります)、従来の教科書の内容を大幅に削った「ゆとり教育」というものが導入されました。
円周率3.14が3に変更されるなど、今までの教育を受けてきた者からすれば「子供の学力が低下してしまわないか」と疑問を持ってしまう内容だったのです。
その他にも授業時間が短縮されたり、宿題がなくなったところもありました。
そういったことを含み、「ゆとり世代」=「あまり勉強していない人たち」=「ちょっと常識外れの人たち」という意味で使われるようになったのです。
ですので、使うときはくれぐれも注意しましょう!
ゆとりの語源は?
ゆとりの語源は、ゆとり世代からです。
前述したように、ゆとり世代=学力が無い=よって知識や教養も無いといった、かなり偏ったネガティブな意味合いを持つ言葉ですので、主に悪意がある時に使われます。
ネット上の掲示板などでも、目にすることが多いですが、この場合ですと、相手がゆとり世代かどうかは関係なく「常識・知識がない人間」と揶揄する時に使います。
何にせよ、あまり乱用しないことをおすすめします…。
ゆとりの使い方を例文付きで紹介!
常識がない人という意味で使う時
かなり強めの注意として使う時
いかがだったでしょうか?
今回は「ゆとり」の意味と使いかたを取り上げてみました!
筆者はゆとり世代からは大きく外れていますが、知り合いに聞いたところ、やはり「ゆとり」と言われると何だか申し訳ない気がしてならない、と話していたのが印象的でした。
どの世代にも強みがあって、弱みがあるものです。
上手にお互いの良い所を尊重していきたいですね。