「今度の連休、家族旅行で兼六園にいくからね」
「なにそれ?おいしいの?」
「??? アンタ何言ってんの、食べ物じゃなくて有名な日本庭園じゃないの」
「いやそういうことじゃなくて・・・」
「お母さんついていけないわー」
若者の間では定番化した文句になっているようですが、意味を知らないと話が噛み合わなくて困ってしまいますよね。
今回はなにそれ?おいしいの?の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
「なにそれ?おいしいの?」の意味は?
「なにそれ?おいしいの?」とは、「なにそれ?(どこ?誰?)」という意味です。
よくわからないことが出てきたときの返しに使われます。
「知らない単語を食べ物と勘違いする無邪気さ」をニュアンスとして表したいときに使われます。
インターネット上では定型句となっており、言っている意味を自分ではきちんとわかっているけど、あえてその単語について全然知らないような言い方をしたいときによく使われます。
たとえば彼女のいない人が「クリスマス?なにそれおいしいの?」というのがこの例です。
自分たちには関係ないこと・話題にすることすら無意味だ、というニュアンスを皮肉的に相手に伝えるために使われます。
「なにそれ?おいしいの?」の語源は?
「なにそれ?おいしいの?」の由来は、何か知らない単語が出てきた時にまず食べ物かどうかを聞くという、落語などで古くから存在している言い回しです。
現代で使用されている言葉の元ネタについては諸説あるため、どれが元ネタかははっきりとわかっていませんが、アニメ「未来少年コナン」の登場人物・ジムシィが、自分の知らないことに対して「○○?なにそれおいしいの?」と返したのが由来、とする説が有力となっています。
その他の説だと、ゲームソフト「メタルマックス2」の広告で、販売促進のためにつけられていた4コマ漫画に由来するというものもあります。