「あれ、あんた出掛けるの?」
「そう、バイト休みともちげー」
「ワケわかんないこと言ってないで、遅刻しないようにしなさいよ」
「はいはいわかってますー」
「気を付けて行くのよ」
若者の言葉は良い間違いのように聞こえるくらい、意味がわかりにくい言葉もありますよね。
今回はともちげの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
ともちげの意味は?
ともちげの意味は、はじめはそうだと思っていたが、良く考えてみると違ったということです。
「〇〇だと思ったけど、違った」の、「【と】お【も】ってたけど【ちげ(ちがう)】」を抜き取った言葉です。
ともが頭にくるので、友達に関する言葉だと思われがちですが、このともに友達の意味はありません。
Twitterでも、「友達だと思ってたけど違った」「友達とチゲ鍋だと思ってた・・・」など、若者でもはじめから意味を当てられる人は少ないようです。
ともちげの語源は?
ともちげの語源は、「黒子のバスケ」という漫画です。
人気のある登場人物である青峰大輝のセリフに、「俺も最初はもしや…と思ったが、やっぱちげーわ」というものがあり、後半部分が印象的だったことから、青峰大輝ファンがネット上で使い始めました。
「黒子のバスケ」は週刊少年ジャンプでも連載していた大ヒット作品であり、若者に絶大な人気を誇っていたため、ともちげもすぐに流行していきました。
その後、嵐の冠番組である【嵐にしやがれ】でも、流行りのJK用語を当てるというコーナーで「ともちげ」が取り上げられ、更に知名度が上がりました。