「電車遅れてるー、がんなえだわ」
「誕生日なのに彼氏と喧嘩、まじがんなえ」
「がんなえ」ってどういう意味なの?
今回は「がんなえ」の意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
がんなえの意味は?
「がんなえ」とは、「とてもやる気がなくなる」、「すごく冷める」という意味です。
楽しみにしていたのにダメになってしまって残念なとき、期待していたのに期待はずれだったとき、もともとはすごくやる気があったのに急にやる気や気力がなくなってしまったときなどに使う言葉です。
がんなえの語源は?
「がんなえ」の語源は、「がん」=「とても、すごく」と、「萎える」=「やる気がなくなる、冷める」を組み合わせた言葉です。
「がん」は、強調を表す「がんがん」の省略です。
「萎える」という言葉には、「やる気がなくなる」といった精神的な意味以外に、「手足の力がぬけてしまう」といった身体的な意味や、「植物の元気がなくなる」といった意味がありますが、若者の間では精神的な意味で使われています。
「萎える」を強調する言葉として「がんなえ」という言葉ができ、主に若者同士の会話や、SNSなどのインターネット上で使われています。
他に「がん」を使った言葉には、「がんがん見る、じっと見る」という意味の「ガン見」や、「がんがん無視する、徹底的に無視する」という意味の「ガン無視」、「がんがんに走る」という意味の「ガンダッシュ」といった言葉があります。