「あいつホントにえげつないことするな~」
「確かに~」(どういう意味なのだろう…?)
えげつないの意味や語源、使い方を例文付きで紹介するのでぜひ参考にしてください!
えげつないの意味は?
えげつないとは
- 度を過ごして露骨に表現するさま。露骨で、いやらしい。
- やり方に思いやりや人情味がない。情け容赦もない。
などの意味があり、関西の方言で昭和期に入り一般的にも使われ、現代に生きているようです。
一般的な人々は「気持ち悪い」「酷い」「悪趣味」などマイナスなイメージで使われることが多く、感情的に表すと「ええええぇぇぇ!!」など驚いている時などにも使用するようです。
えげつないの語源は?
えげつないの語源は、江戸時代のころ使われていた「いげちなし」という言葉が後に「えげつない」に転じたという説があります。
「いげちなし」は漢字で書くと「意気地無し」です。
しかし、この「意気地無し」は現在の「いくじなし」とは意味が違います。
「いげちなし」の意味は
- いたわしい、かわいそうだ
- 情けない
- 貪欲、厚かましい
これらの意味の「いげちなし」が「いげつない」「えげつない」と転じたものだろうと考えられています。
えげつないの使い方を例文付きで紹介!
酷い事件があったとき
世の中には、心が締め付けられるような非道な犯罪や痛ましいい事件があります。
最上級の「酷い」というニュアンスでも使われているところがあります。
ゲームで圧倒的大差をつけて勝った人に対して
とか
など、と言います。
テレビゲームなどでも使えますし、スポーツなどで経験者が初心者をボコボコにしたときなんかにも使います。
とても不味い料理を食べたとき
下処理のさえていない魚介系の料理を食べたりすると、泥臭かったり、血なまぐさい味を放ち、そんな料理店を引き当ててしまい苦い思い出をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そんな場面では、「気持ち悪い」という意味で使用していて、この言葉が出てくるお店は二度目の来店は控えるようなとてもマイナスな発言となります。