とある30歳男性社員と男子高校生(アルバイト)との間で、こんな事がありました。
男子高校生は、風邪をひいて、仕事を休んでしまったので、30歳男性社員にLINEで謝罪しました。
高校生;「今日は、突然、仕事を休んでしまって、すみませんでした。」
男性社員;「いえいえ、大丈夫だよ。ゆっくり、休んで。」
高校生;「マジ、いい上司に恵まれたっす!あざお。」
ここで、30歳男性社員は、思いました。
『「あざお」って誰だよ。おれの名前は、「たけし」だよ。』と…。
この後、この男性社員は、「あざお」の意味が分からなかったので、返信しませんでした。
高校生は、良い意味で使っていたのに、気持ちが伝わらなくて残念です。
このような状況にならないために、「あざお」の意味だけでなく、語源や使い方を例文付きでご紹介いたします!
「あざお」の意味は?
「あざお」の意味は、「ありがとう」です。
他に、「ありがとう」を意味する言葉は、「あざーす」「あざます」「あざ」が挙げられます。
「あざお」は、これらの言葉と同じく「ありがとう」の同義語です。
ちなみに、2018年上半期JCJK流行語大賞【コトバ部門】で、「あざまる水産」という言葉が2位にランクインしました。
この「あざまる水産」も「ありがとう」を意味し、「ありがとう」の同義語です。
「あざお」の語源は?
「あざお」の語源は、「ありがとうございます」です。
ふと、あなたは、疑問に思ったでしょう。
「あざお」の「お」は、どこから来たのだろうと…。
答えは、不明です。
「あざお」の使い方を例文付きで紹介!
では、例文を見ながら、「あざお」の使い方を理解していただきましょう。
お礼をいうとき
意味からも明らかなように、人にお礼をいう時にしか使いません。
何となく、理解していただけましたか。
使い方のコツは、「ありがとう」と言いたいところを「あざお」に置き換えることです。
といった感じです。
「あざおです。」と、ちょっと丁寧にした言い回しで使うこともあります。
丁寧にした言い回しなので、目上の人に使うのかなと思われますが、ただの友人に対しても使われています。